線路に近接するタワーマンションの外壁調査

ドローンによる外壁調査の作業風景。線路の高架を背景に、カラーコーンで区画した離着陸場所から機体を飛行させている

外壁調査 実績

線路に近接するタワーマンションの外壁調査

鉄道の営業線から約15m(地図上の概算)という条件で、足場を組まずに線路側を含む全面の赤外線調査を実施した事例です。鉄道事業者2社への近接作業申請から、飛行許可の取得、作業完了の届出までを当社で行いました。

ドローンによる外壁調査の作業風景。線路の高架を背景に、カラーコーンで区画した離着陸場所から機体を飛行させている

調査概要

物件種別
RC造タワーマンション(東海地方)
調査手法
ドローンによる可視光+赤外線撮影
使用機材
赤外線カメラを搭載した産業用ドローン
特記事項
鉄道の営業線から約15m(地図上の概算)。別路線も近接

課題

調査対象の北面が鉄道の営業線に面しており、足場やゴンドラを設置する場合は線路への影響と長期の占用が避けられない条件でした。ドローンで飛ばす場合も、鉄道用地に近接するため通常の包括飛行許可では飛ばせません。

対応

  1. 1
    鉄道事業者2社それぞれへ申請

    線路近接作業の確認申請を行い、求められた飛行計画書・飛行工程図(立面/配置)・賠償保険証明を提出しました。

  2. 2
    DIPS2.0で個別の飛行許可を取得

    鉄道に近接するため国土交通省の包括許可では対応できず、この現場専用の飛行許可を取り直しました。

  3. 3
    所轄警察署へ事前連絡

    人通りのある立地のため、所轄警察署へ事前に連絡し、当日の立入管理を調整しました。

  4. 4
    線路側から離した飛行計画

    飛行経路と補助者の配置を線路側から離して設計し、万一の際も鉄道用地へ入らない計画としました。

現場の様子

ドローン外壁調査の現場体制。安全ベストとヘルメットを着用した作業員が離着陸場所を管理し、機材を配置している
当日の現場体制。離着陸場所をカラーコーンで区画し、機材の配置と立入管理を行ったうえで飛行しました。

結果

  • 足場・ゴンドラを設置せず、線路側の面を含めて全面を調査
  • 鉄道事業者への工事しゅん工届の提出まで完了
  • 可視光・赤外線の解析報告書を納品

鉄道・道路・隣地との距離が近い現場でも、必要な協議と許可を整えれば足場なしで調査できます。鉄道事業者への近接作業の申請や個別の飛行許可など、当社の作業に必要な手続きは当社が行います。

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